実家の近くに古くからある寺。
雑木林に囲まれていて林の中は落ち葉で底の浅くなった沼が広がっている。
先日用事があってその寺の近くまで行く事があった。
子供の頃そこの沼でザリガニをよく釣ったりしていたので、どうなっているのか気になり、見に行ってみることにした。
夏は夕方がいつまでも明るいので気にしていなかったがもう6時をまわっている。
友人と2人近くの狭い空き地に車を止め、「蚊」を気にしながら寺へと向かった。
昔は檀家の清掃で綺麗になっていた雑木林周辺は身の丈ほどもある雑草に囲まれていた。
夏の虫が鳴いている。
沼は生え放題の草の向う、まったく見えない。
静かに暗くなりはじめる中、落ちていた樹の枝を拾って、「蛇」や「蜂の巣」に注意しながら、草を払って沼の方向に進んでみた。
弱い風が吹くたびざわざわ揺れる林の木々。
友人は自分の後ろで馬鹿話をしながらついてきていた。
かなり奥まで進んだのだけれど足下の地面は乾いている。
沼は干上がってしまったのだろうか。
<続く>
あんまり暑いので。
こんなサイトもありましたのでどうぞ。
おっさんの怖い話
雑木林に囲まれていて林の中は落ち葉で底の浅くなった沼が広がっている。
先日用事があってその寺の近くまで行く事があった。
子供の頃そこの沼でザリガニをよく釣ったりしていたので、どうなっているのか気になり、見に行ってみることにした。
夏は夕方がいつまでも明るいので気にしていなかったがもう6時をまわっている。
友人と2人近くの狭い空き地に車を止め、「蚊」を気にしながら寺へと向かった。
昔は檀家の清掃で綺麗になっていた雑木林周辺は身の丈ほどもある雑草に囲まれていた。
夏の虫が鳴いている。
沼は生え放題の草の向う、まったく見えない。
静かに暗くなりはじめる中、落ちていた樹の枝を拾って、「蛇」や「蜂の巣」に注意しながら、草を払って沼の方向に進んでみた。
弱い風が吹くたびざわざわ揺れる林の木々。
友人は自分の後ろで馬鹿話をしながらついてきていた。
かなり奥まで進んだのだけれど足下の地面は乾いている。
沼は干上がってしまったのだろうか。
<続く>
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