中田薫・構成、中筋純・撮影「廃墟本(ミリオン出版)」。
全国廃墟巡りの本です。
「秩父鉱山村住宅街」や「びわ湖タワー」、「足尾銅山」の写真なんかもあります。
カラー写真満載で、見ているだけで廃墟に踏み入れたような異様な感じを受けます。
そんな中、神奈川県厚木市の「厚木恵心病院」の廃墟。
021ページ上段、「手術室跡」の写真左奥に変なものが映っていました。
男性の首から上がこちらを向いている。
初めは見間違いかと思いました。
例えば首っぽい何かとか。
でも、どう見ても首です。
心霊写真集なんかで見るようなボンヤリしたものではなく、はっきり映っているので、
人体模型の一部なのかなとも思いました。
それにしてもおかしい。
この著者は本文中やキャプションでけっこう細かく現場の内容を語っているので、
なにかこの件について書かれているかと思って読んでみたけれど、なにも触れられていません。
可能性としては
●やはり何か現場に置かれていた首的なもの
●こっそり隠れていた浮浪者が顔を出したところ
●著者が密かに出演(ヒッチコックの様に)
ってところでしょう。霊じゃなければ。
とにかく心霊系の本じゃないだけに、何気なく映ってしまっているこういうものは気味が悪いです。
気になるのでAmazonのレビューで調べてみたらやっぱり気がついてる人いました。
でも、なんだかはわかりませんでした。
なんなんだろう?